■小石川にクロはあった。



■小石川にクロはあった。

さて、午後のよい時間に、2時30分すぎ、改めてこのお店を訪れてみた。

一人おやじが、忙しそうに働いている。しかし、よくみてみると・・・・・・。

親爺さん「ええと・・・・、たぬきうどんだっけ」お客さん「ちがう、そばてんぷら」親爺さん「あそっか、すいません」・・・・・てな具合で、ゆったりと時間が過ぎる。しかも、おつりも全然違う。

親爺さん、大学の時の研究室の担当講師の先生によく似ているなあ。わしらのオーダーもまったく覚えることができず、しまいには「お代は適当に置いといていいよ~」ときた。親爺に勲章やってくれ。よく働いてるじゃないか。えらいぞ~。

まずいもうまいもない。存在している価値。そんな雰囲気がぴったりのロメン。クロはその代表。あの親爺がいるうちに是非、いってみてください。開いてるかどうかわからない。何度か振られるのを覚悟でね。

え?お味は?それが自信の一品だそうだ。意外と(怒られるわ)、いや、ナカナカいいですぞ。

場所はねえ、茗荷谷のエーザイの裏の坂を下っていって左です。かつてはカレーショップだったようです。幸運を祈ります。

たまごそば250円に、「安すぎてすいません」とは言い得て愉快だ。普通の味だが、「がんばって」と応援したくなる。


文京区小石川4丁目16−26

35.715679, 139.742721

銀絲箸馨

年年歳歳人相似、歳歳年年蕎麦不同